二人に一人が”ガン”
先日、歌舞伎役者の奥様がガン闘病中という
チョッキングな報道がありましたね。
びっくりしました。
一日でも早く元気になってほしいです。
あの会見と報道によって、『あたし、乳がん検診してないケド、大丈夫かな…』『セルフチェックしなくちゃ』とインターネット検索した女性は
相当数いらっしゃることと思います。(わたしもその中の一人です)
今乳がんにかかわらず、『ガン』を発症する方って本当 多いですよね。
どうにかならないもんですかね。
…ならないんでしょうね、すぐには。
わたしは両親が揃ってガンでした。父親は肺がんで、6年前に他界。
母親は大腸がんで、今健在。
父親がガンになったとき、ショックでしたが、それよりも生きるために何か方法はないものか?いい先生はいないか?そんなことを思い、必死でいろいろ探しました。ステージ4でしたので、病院でできることは限られている。でも何か方法があるんじゃないか。たどり着いたのは、ある先生がやっている免疫力を高める治療でした。保険が利かないけど、もしかしたら…と希望をもてるものでした。点滴とフコイダンを服用するのが主な治療でしたが、あわせてゲルソン療法という食事療法もとりいれました。
一時持ち直したのですが、ガンという病気は厄介で、調子がよくなった後は今度体の弱っているところを攻撃する。
結局、肺に水が溜まり、呼吸不全で亡くなってしまいました。
がんという病気を調べ、食事療法を学んで思ったこと。それは、がんという病気は、食事や生活習慣である程度防げるものだ、ということです。
ゲルソン療法という食事療法は、(日本ではマイナーかもしれませんが欧米では結構知られているらしいです。)
”無塩” ”動物性たんぱく質と油脂の制限” を主に体に取り入れる栄養を制限する方法です。そして特徴的なのは、毎日浴びるほどの野菜ジュースを飲こと。
無塩なので、食事の味付けはレモンや魚の出汁、酢、など素材そのものを使用することになります。…なので、はっきり言って、マズイです。
そして野菜ジュース、そんなに飲めないでしょーーーーという量を飲みます。
他にもいろいろ制限あります。
つまり、…かなり辛いです。相当精神力がないとできません。
ただでさえ弱っているところに来て、また辛い食事療法を行うのですから。
そこまでするのは、徹底的にガンが好む状況を体から排除するためだそうです。
食の欧米化によって、昔と比べ私たちを取り囲む”食”って相当変化しましたよね。これ、どーやって作ったんだ!?とか、なかなか腐らないね…とか
いろんな食べ物や飲み物ありますよね。
でも、一時美味しいと感じたりする。
ガンが好まない体内環境をつくることが、本当の予防につながり
時にガンを消すことさえある。ゲルソン療法を学んでそう思いました。
もちろん遺伝もありますから、すべての人がとは言い切れませんが。
この世から少しでも『ガン』という病気が消えることを願うばかりです。